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ハヤブサジャパン 平成25年度男子日本代表チーム 第4次強化合宿開催報告

2013年6月9日

 ハヤブサジャパン 平成25年度男子日本代表チームは6月5日(水)~8日(土)までの期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第4次強化合宿を行いました。今月の強化合宿は、4日間合宿をして2日間のオフがあり、再び4日間の合宿というサイクルで行われ、個人技の向上とフィジカルトレーニングを中心に強化を進めています。

 鈴木 貴美一ヘッドコーチは、「選手たちは筋肉痛や疲労が溜まっていますが、全ては8月の本番に合わせるためであり、今この時期にきつい練習をしてしっかりと追い込んでおかなければいけません。また、アジアで勝つためにも普通のことをしていてはダメです。そのためにも器用さやかしこさなど日本人の持つ良いところを伸ばしています」と話し、個人技を伸ばしながら、戦う体を作るためにコンディションを高めています。

 3日目の午前練習の最後に待っていたのは、マルチステージシャトルランテスト(走力テスト)。限界まで走り込んだ後の午後練習は、「さすがに選手たちは動けていませんでした」と鈴木ヘッドコーチが話すほど、追い込んでいます。身長が2mを越え、本格的なウエイトトレーニングを始めた渡邊 雄太選手は、「合宿中は常に全身が筋肉痛です。でもその分、体が強くなれば良いと思っています」と話しており、FIBA ASIA選手権大会へ出場できる12名に残るために辛い練習に励んでいます。2年ぶりに日本代表合宿に招集された松井 啓十郎選手(トヨタ自動車アルバルク)もまた、「苦しいことを今やっておけば、後々につながっていきます。毎年オフシーズンはきついですが、プロでやっている以上、きついことをしないと上手くならないですから」と話し、体を作りながら、鈴木ヘッドコーチが求めることを吸収しています。

 6月6日(木)、第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会の組み合わせが決まりました。ホンコン・チャイナ、レバノン、カタールと同じBグループに入った日本。この結果を見た鈴木ヘッドコーチは、「レバノンもカタールも格上ではありますが、日本もさほど実力差はないと思っています。2次ラウンドで対戦するグループA(チャイニーズ・タイペイ、ヨルダン、フィリピン、サウジアラビア)も含めて、全く敵わないような相手ではありませんので、この組み合わせは良かったです。何とか上位2位以上で決勝トーナメントに進めるようにしたいです」と、感想を述べました。

 6月28日(金)・29日(土)にゼビオアリーナ仙台、6月30日(日)に国立代々木競技場第2体育館で行われる「東日本大震災復興支援 バスケットボール日本代表国際親善試合2013 宮城/東京大会」で対戦するフィリピン代表は、FIBA ASIA選手権大会の予選グループAに属しました。予選ラウンド3位以上のチームが進む2次ラウンドでの対戦は濃厚。アジア3位以上となり、FIBAワールドカップへの出場権獲得を目標とするハヤブサジャパンにとって、倒さなければならない相手でもあります。

 国際親善試合2013のチケットは好評発売中です。なお、1枚のチケットで女子日本代表vsモザンビーク代表戦もご観戦いただけます。是非、会場へお越しいただき、本番へ向けて背中を押していただくようなご声援をお願いいたします。