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男子U16日本代表:FIBA U16アジアカップ2025【準々決勝】日本 83-72 チャイニーズ・タイペイ 2大会ぶり3度目の世界大会出場決定
2025年9月5日

2大会ぶりに世界への切符をつかんだ男子U16日本代表チーム

流れを引き寄せた高橋秀成選手
モンゴル・ウランバートルで開催中の「FIBA U16アジアカップ2025」は4強入りを懸けた大一番、準々決勝。順当にシードチームが勝ち進み、オーストラリア、ニュージーランド、中国がFIBA U17ワールドカップ2026の出場権を獲得。本日ラストゲームに登場した男子U16日本代表はチャイニーズ・タイペイと対戦。83-72で日本が勝利し、世界への最後の切符をつかみました。明日9月6日(土)の準決勝は、大会3連覇中のオーストラリアと対戦します。
似通った体格、バスケスタイルも似ているチャイニーズ・タイペイ。ここまで日本は平均90点で勝ち上がってきましたが、相手は平均98点とさらに上回るオフェンス力を誇ります。第1クォーターは23-24と互角のスタート。第2クォーター開始早々、ブレイク ジェレマイヤデービット海斗選手(琉球ゴールデンキングスU18)の得点で逆転。高橋秀成選手(U18 川崎ブレイブサンダース)のアウト・オブ・バウンズに対してヘッドコーチチャレンジを成功させ、攻撃権を奪ったところから流れを引き寄せます。越圭司選手(Concordia Lutheran School of Omaha)、黒田健斗選手(福岡大学附属大濠高校)、高橋選手の連続3ポイントシュートで43−33と10点差とリードを広げます。前半は45-38、日本が7点差をつけ折り返します。
第3クォーター、激しくプレッシャーをかける日本がディフェンスを成功させ、速攻を出して得点を重ねていきます。残り3.1秒、越選手がバスケットカウントを決めて67-50。日本が17点差をつけてラストクォーターへ。最後までディフェンスから集中し、リバウンドを取ってリードを守り抜いた日本が83-72で勝利。2014年、2022年に次ぐ3度目のFIBA U17ワールドカップへの出場が決まりました。
まだまだ大会は続き、明日9月6日(土)の準決勝は3連覇中のディフェンディングチャンピオン・オーストラリアに挑みます。
■FIBA U16アジアカップ2025
日程:2025年8月31日〜9月7日
開催地:モンゴル・ウランバートル
出場国(予選グループフェーズ順位)
【グループA】①オーストラリア ②バーレーン ③レバノン ④インド
【グループB】①ニュージーランド ②チャイニーズ・タイペイ ③フィリピン ④インドネシア
【グループC】①中国 ②韓国 ③マレーシア ④モンゴル
【グループD】①日本 ②イラン ③カザフスタン ④サウジアラビア
試合日程・結果(※日本時間)
【予選第1戦】日本 107-51 カザフスタン
【予選第2戦】日本 78-58 サウジアラビア
【予選第3戦】日本 86-76 イラン
【準々決勝】日本 00-00 チャイニーズ・タイペイ
9月6日(土) 20:00【準決勝】日本 vs オーストラリア
9月7日(日) 決勝/順位決定戦
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