JBA公式Facebook JBA公式Twitter JBA公式LINE JBA公式LINE JBA公式LINE

ニュース

第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 5日目結果 -2次ラウンド初戦はフィリピンと接戦を繰り広げるも、66-73で敗戦-

2015年9月27日

先発起用された#17荒尾 岳選手は期待通り体を張ったディフェンスで活躍

チームハイとなる17点を挙げた#6比江島 慎選手

 「第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)」は2次ラウンドへ進み、ハヤブサジャパン 男子日本代表チームはフィリピンと対戦。第2ピリオドには一時、10点リードしましたが、その後の中盤に得点が停滞し、フィリピンにリードを許します。最後まで諦めずに逆転を狙うもあと一本が決まらず、66-73で敗れ、惜しくも勝利を逃しました。

 これまでと代わって#0田臥 勇太選手と#17荒尾 岳選手を先発で起用して臨んだフィリピン戦。「(フィリピン#1アンドレイ)ブラッチェ選手は外からのプレイが多いので、タフショットを決められるのはしょうがないですが、中にドリブルで入られたらファウルをしたり、簡単にレイアップされないように心がけていました」と#17荒尾選手は意識して試合に入ります。フィリピンの大黒柱である211cmの#1アンドレイ・ブラッチェ選手を相手に、インサイドから簡単に得点を許さず、リバウンドを獲って期待通りの働きをします。立ち上がりこそフィリピンに先行されましたが、徐々に落ち着きを取り戻した日本は反撃を開始。第2ピリオド早々、荒尾選手が2つ目のファウルを犯し、代わって入った#34小野 龍猛選手がオフェンスで奮起。「特に自分はオフェンスで流れを変えられると思っており、その良いところを出すことができました」と話すように、6連続得点で9点を挙げる小野選手の活躍で29-19と10点差をつけます。しかし、フィリピンも攻守に渡って圧力を増してくると流れは一変します。ドライブや速攻でゴールにアタックしてくるフィリピンに対し、受けに回った日本はファウルでしか止められず、33-35と逆転されて前半を終えました。

 「後半の出だしは重くなってしまい、速攻もあまり出せなかった」と#34小野選手が振り返るように、日本は攻め手を欠いた第3ピリオド。足を負傷したブラッチェ選手がベンチに下がり、高さで勝る日本でしたが、3Pシュートやドライブで押し込まれて劣勢に立たされ、46-54と点差を広げられました。「今の現状で、チャンスメイクできるのは比江島(慎)だけ」と期待する長谷川 健志ヘッドコーチ。2番ポジション(SG)で起用したその比江島選手が3つ目のファウルを犯し、ベンチに下げざるを得ません。第4ピリオドに入り、激しいディフェンスが戻ってきた日本でしたが、追いつきそうで追いつかない、歯がゆい時間が続きます。残り3分を切り、#10橋本 竜馬選手の3Pシュートで64-64と同点にしましたが、すぐさまフィリピンに3Pシュートを決め返され、チームファウルの日本が相手にフリースローを与えてしまい、再びリードを奪われます。最後は#6比江島選手のドライブインがゴールに嫌われ、試合終了。66-73で敗れた日本は2敗目を喫しました。

 「勝てるチャンスがあった試合でした」と、悔しさをにじませ話し始めた長谷川ヘッドコーチ。「第2ピリオドのゾーンオフェンスがうまくいかなかった時はナンバープレイを指示し、第3ピリオドはシューターが打たせてもらえず、無理に2on2を選択してしまいました。もう1回、ガードにボールを戻したり、広いスペースから攻めるプレイを考えてくれれば良いのですが、やっぱりシュートを打ちたい気持ちが先走ってしまい、そこで打たせてもらえなかったことで展開がさらに重くなってしまいました。日本はこのように流れが悪くなると、その次のレシーバーも動かなくなってしまいます。ボールがあるところだけでプレイが始まってしまう時間帯があると、どうしてもリズムが悪くなってしまいます」と、攻めあぐねた時間帯の要因を説明。しかし、フィリピンを慌てさせ、接戦に持ち込めたことで成果も見られました。「多少、相手のドライブはやられましたが、ディフェンスは狙い通りできていました。ブラッチェに荒尾(岳)をつけたり、ゾーンディフェンスもうまくいきました。橋本(竜馬)を筆頭に、みんなが玉際までしっかり追うことで相手のオフェンスリズムを狂わせ、苦しい時にそれができたことは一つのレベルアップです」

 期待に応えて17得点を挙げた#6比江島選手は、「ミーティングで言われた相手の抑える部分はしっかりできていましたし、日本のバスケットも前半はでき、良いリズムを作ることはできました。やっぱり最後に勝ちきることができなかったのは、まだまだ力不足だと思います」という反省点とともに、「戦えるという自信はこの試合で分かったので、それは良かった点です」と得るものも大きかった試合となりました。

 明日、9月28日(月)は、開幕戦でフィリピンを破ったパレスチナと対戦します。パレスチナはグループBを3連勝で首位通過しましたが、今日の試合でグループA3位のインドに70-73で敗れ、2次ラウンドグループEの戦績は2勝1敗(予選ラウンド敗退チームの戦績は加味されず)。日本は本日の敗戦で1勝2敗(通算2勝2敗)となり、1位通過は消え、2位も厳しい状況となりました。長谷川ヘッドコーチは、「3位通過を死守するためにも、残る2試合をしっかり勝ちにいきます。チームとしては最初のイラン戦に比べれば良くなってきています。また、それぞれベンチメンバーもみんなで頑張ってくれています」と話しており、2連勝を誓いました。
 明日、9月28日(月) 15:30(現地時間 14:30)から行われるパレスチナ戦は、CS放送「フジテレビNEXT」にて録画放送されます。また、試合経過や速報はFIBA大会公式サイト(英語) ライブスタッツにてご覧ください。