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【世界最終予選特集】 GO FOR OLYMPIC 大神 雄子選手

2012年6月21日

 いよいよ、6月25日から「FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)」がトルコ・アンカラにて開幕します。

 3月14日より始動したハヤブサジャパン 女子日本代表チームは、4月1日より本格的に強化合宿をスタート。国内合宿、アメリカ遠征、女子日本代表国際親善試合、トルコ遠征を行い、準備をしてきました。
 合宿や遠征の成果、これから始まる世界最終予選世界最終に向けて、ハヤブサジャパン全15選手の意気込み、ロンドンオリンピックに賭ける想いをご紹介します。
 全15選手の最後は、キャプテン・大神 雄子選手です。

 大神 雄子 (JXサンフラワーズ)

- 現在のチームの状況やご自身の状態は?
 (インタビュー:6/18時点)試合まで1週間、トルコ出発まであと2日、1分たりとも無駄にできない状況であり、常にMAXな状態で取り組んでいます。チームとして足りない部分は、みんな一生懸命やってることに対するプラスαであり、それは選手それぞれ違います。しかし、チームでやることをしっかりやらなければ、チームとしての責任にならないので、まずはその点を突き詰めています。チームでやることを徹底し、ミスしたことに対してはチーム全員で責任を取るように話し合ってやっています。少しずつですが、明確になっています。
 個人としてはうまく調整できている感触はメチャクチャあります。メスを入れて、完治するまでに8ヶ月と言われましたが、今まだ3ヶ月。ここに戻って来るためにリハビリをやってきました。おかげで今は全く痛みもなく、気持ち良い状況でバスケットができています。それは小学生など、バスケを始めたばかりの子どもたちがうまくなり始めて、向上心が出てきた頃と同じような感覚で、どんな練習も楽しくやれています。日本代表として「楽しい」という表現が正しいかどうかは分かりませんが、バスケット選手にとって、楽しいからこそどんなにきつい練習も耐えられるし、その気持ちは大事だと思います。

- 練習前に黙祷をしたり、練習後に選手だけで話し合ったりしていましたが、その意図は何ですか?
 自分たちには「日本代表であるプライドが足りない」と丁コーチに言われましたので、練習前に国旗の前で黙祷することをチームとして行なっています。全員が持ち合わせていないといけないプライドであり、日本代表としての最低条件ではあります。もう一度、その思いを強めるために行なっています。また、最終合宿まできたことで個人としての役割やシステムの確認などが多少疎かになってしまう部分もあるので、そこは練習後に選手同士でしっかり確認して、チームのルールであり、責任であることを話し合っています。

- チームとして手応えを感じてる部分は?
 ディフェンスはチーム全員で意識できている実感はあります。オフェンスでのシュート確率は、その日その日で変わってしまうものですが、ディフェンスはどれだけコンスタントにやり続けることができるかが重要です。リバウンドも同じですが、チームとしてやるべきことを全員が同じ方向を向いて取り組むことはできています。ディフェンスはみんなでハッスルしています。

- 初戦トルコ戦の試合の入り方がカギを握ると思いますが?
 その試合はとても大事です。日本は大会第2日目が初戦であり、トルコは2試合目、もちろんホームですので、試合の入り方はすでに慣れていると思います。だからこそ、国内で行う合宿でしっかり準備しなければいけません。この合宿から試合は始まっていると思っています。気持ち的な入り方も大事ですが、フィジカルとスピードを生かしていけるように、最初だけではなく40分間続けられるようにしなければいけません。そこを丁コーチからは、「日本代表としてのプライドがないから40分間持たないんだ」と言われ続けてきました。プレイはもちろん、日本代表のプライドを40分間最後まで戦い続けられるようにしていきます。

- 4年前の世界最終予選よりも良い準備ができていると感じますか?
 あの時負けた悔しさを知ってる選手が5人(大神選手、矢野選手、山田選手、田中選手、吉田選手)います。その5人が先頭を引っ張っていかなければなりません。その時は負けたではなく、あの時の負けをつなげていく大事な時です。前回出場した選手は分かってるだけにやらなければいけないし、(その経験を)全員に伝えていき、それをチームのルールにしていかねばなりません。あともうちょっとという部分が大事です。

- 世界最終予選は順位を決める大会ではありませんが、その戦い方の難しさとは?
 2勝すればオリンピックが決まってしまうような大会です。逆に2勝したにも関わらずオリンピックに出られない場合もあり、本当に良く分からないシステムの大会です。まずは自分たちの調子を崩さないことが重要になります。だからこそ、日本代表としてのプライドとやれるだけの準備が大事になります。そこを疎かにするとあっという間に大会は終わってしまいます。同時に、4年間努力したことも泡となって消えてしまう大会です。プライドと自信と気持ちがあれば、自然と戦えるチームになると思います。

- オリンピック出場へ向けた意気込みを!
 世界最終予選の結果よりも、周りの皆さんはオリンピックでの結果を求めているはずです。今年はオリンピックイヤーですから、オリンピックに出ることが絶対条件です。そして、オリンピックでの結果をみんなが待っているわけですから、しっかり応えられるように、まずは世界最終予選をしっかり戦ってきます。

- ファンの皆さんへメッセージ
 皆さんはバスケットボール日本代表として、オリンピックに行きたくてもいけないわけで、その思いを自分たちに託してくれていると思っています。それをプレッシャーと感じずに、しっかりとパワーに変えて戦ってきます。プレッシャーはあって当たり前です。皆さんの思いを日本代表として、しっかりコートに出してきます。