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FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選 Window5:日本86-70カザフスタン 6連勝でFIBAワールドカップ出場圏内の3位浮上

2018年12月3日

6連勝を挙げ、FIBAワールドカップ出場圏内に浮上した男子日本代表

果敢にゴールに向かってチームを勢いづけた馬場雄大選手

 「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選」Window5(以下FIBAワールドカップ予選)は富山県・富山市総合体育館にて、ラストホームゲームとなるカザフスタンと対戦。序盤はリードされ、ファウルトラブルもあり、我慢の時間帯が続く展開。しかし、最後は走り切った日本が86-70で勝利し、Window3以降は負けなしの6連勝目を挙げました。この結果により、ついにFIBAワールドカップ出場圏内(※)となるグループF3位浮上です。

 勝てば日本と勝率で並ぶカザフスタンにとっても負けられない一戦。第1クォーターだけで5本の3Pシュートを沈め、19-25とリードを奪われます。しかし日本は、3本のスティールと7本のターンオーバーを誘う持ち前のディフェンスから反撃開始。3Pシュートは決められましたが、ニック・ファジーカス選手(川崎ブレイブサンダース)が攻守に渡ってインサイドを制し、巻き返していきます。前半だけでファジーカス選手は18点を挙げ、第2クォーターは相手を8点に抑えるチームディフェンスで34-33と逆転し、前半を終えました。

 第3クォーターは28-25とお互いに得点を取り合う中、馬場雄大選手(アルバルク東京)がダンクを決めてチームを勢いづけ、62-58と日本はリードをキープ。日本の得点は全てペイントエリア内でしたが、張本天傑選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)がようやく3Pシュートを決めたことも流れを引き寄せた要因です。第4クォーター開始3分、ファジーカス選手の得点で73-62と11点差をつけました。しかしその後、竹内譲次選手、さらに張本選手が5つ目のファウルを犯し、インサイドの二人が続けざまに退場する中、残り時間はまだ4分53秒もあります。

 ここでフリオ・ラマスヘッドコーチはビッグマンをコートに送るのではなく、馬場雄大選手(アルバルク東京)をパワーフォワードに据え、スモールラインナップで対抗することを決断。その期待に応えるように身体を張って守ったことで、さらに得点を広げることに成功。富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)が時間を使いながらゲームをコントロールし、最後は富山出身の馬場選手が11点目となるフリースローを2本とも沈め、この試合を締めます。86-70と16点差をつけ、自力の差を証明する勝利を得ました。

 勝たねばならないこの2試合に対し、ファジーカス選手でも緊張があったそうです。それでもカザフスタン戦は41点、15リバウンドの大活躍で勝利を呼び込み、「FIBAワールドカップ出場に向けて前進することができました。日本の誇りを持って戦い、勝利を呼び込めたことに興奮しています」と喜びのコメントを残しました。3Pシュートは2本しか決まらなかった試合でしたが、86点を奪ったことをフリオ・ラマスヘッドコーチは評価し、「とても重要な試合を勝つことができ、次のWindow6へ向けて良い流れを作ってくれました」と選手たちを労います。

 連日満員の大声援に後押しされた男子日本代表はホーム2連勝し、現在6勝4敗。日本戦の後に行われた2位イラン vs 3位フィリピン戦は、78-70でアウェーに乗り込んだイランが勝利。この結果により、ホームで2連敗したフィリピンが5勝5敗と勝ち星を重ねられなかったことで日本が逆転し、3位に浮上しました。続く2月に行われるWindow6はアウェー2連戦となり、イランに乗り込みます。そのイランに勝利すれば勝率で並び、ホームで勝利しているために直接対決で上回って2位に順位を上げることができます。厳しいアウェーゲームとなりますが、しっかりイランとカタールも破って、自らの手でFIBAワールドカップへの切符をつかみ取るだけです。

 そのためにも、今週末から再開するBリーグで切磋琢磨することが大事になります。また、日本のエースである比江島選手は日本代表戦での活躍を自信に変え、オーストラリアNBLのブリスベン・ブレッツでのプレータイムを勝ち獲ることに期待しています。2019年1月19日、同じ富山市総合体育館ではBリーグ オールスターゲームが行われ、ファン投票1位の馬場選手がふたたび故郷に戻ってきます。

「勝てて、本当によかったです。大きな声援をくださり、背中を押してくださった地元の皆さんに感謝したいです。金曜のカタール戦同様、試合の入りの部分で雰囲気が重くなってしまったところはありますが、しっかりと足を動かし、ディフェンスや走ることなど、そのときにできることをがんばったことで、後半に自分たちの流れにもっていけたのだと思います。次節はアウェーだが、FIBAワールドカップにつながる最後の戦いになります。1試合1試合をしっかりと戦うためにも、これからも日々の練習に励んでいきたいです」(馬場選手)

 この勝利の勢いを継続できるよう、引き続き『日本一丸』となってバスケ界を盛り上げてください。ご声援ありがとうございました。

■グループE
1位 ニュージーランド(9勝1敗)※出場決定
2位 韓国(8勝2敗)※出場決定
3位 中国(6勝4敗)※開催国
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4位 レバノン(6勝4敗)
5位 ヨルダン(5勝5敗)
6位 シリア(2勝8敗)

■グループF
1位 オーストラリア(9勝1敗)※出場決定
2位 イラン(7勝3敗)
3位 日本(6勝4敗)
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4位 フィリピン(5勝5敗)
5位 カザフスタン(4勝6敗)
6位 カタール(2勝8敗)

※各予選グループ3位までが無条件でFIBAワールドカップ出場権が与えられます。7枠目は、各予選グループ4位同士の勝率や得失点などを比較し、上回った方が出場権を得ます。開催国であり、すでに出場権がある中国が4位以内にいる場合は、グループF5位が対象となります。