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第5回FIBA ASIAカップ 第5日目 予選ラウンド第4戦、ハヤブサジャパンはインドネシアに96-59で勝利。予選グループA3位で準々決勝進出

2014年7月15日

若い世代へ経験を継承しながらチームを鼓舞し続ける#6正中 岳城選手

bjリーグで日々、外国人を相手にコンタクトしてきたことを日本代表でも発揮する#5太田 敦也選手


 「第5回FIBA ASIAカップ」は予選ラウンド最終戦を迎えました。4チームで対戦中のグループBは、決勝トーナメントの組み合わせを決める順位争いを繰り広げ、ハヤブサジャパン 男子日本代表チームが属するグループAは5チームあるため、1チームがここで敗退となります。そのがけっぷちにいるのが、3連敗中のインドネシアと1勝2敗の我らがハヤブサジャパン。決勝ラウンド進出を賭けた直接対決は、96-59と大差をつけて勝利。日本の試合前に行われたインドvsイラン戦は62-49でイランが勝ったことで、日本は3位で準々決勝進出を決めました。

 「各ピリオドを10失点以内に抑え、20点以上獲る」ことが、この試合のテーマでした。実際には、失点を10点以内に抑えられたピリオドはなく、第4ピリオドは20点に届きませんでした。#6正中 岳城選手(トヨタ自動車アルバルク東京)は、「もっとワンプレイワンプレイから、しっかり詰めてやるべきことがあったと思いますし、今日は最初から少し元気もなかったです」と、快勝したことよりも、裏側に掲げた目標に届かなかったことを反省。最年長であり、コート内外でチームを鼓舞する正中選手ですが、今回の日本代表では難しい役割を買って出ています。

 「若い選手が先発で起用され、20~25分出場して試合を組み立てていくという段階に日本代表はきています。その中で最年長である僕らが、間の時間をうまく取り持っていくことが大事。どうしても国際試合になると25分など長く試合に出ていると集中力が切れてしまう時間帯が、特に若い選手は絶対に出てきてしまいます。そこで、頭を休めさせるのが僕の役割だと思っています。ポイントガードで#12比江島(慎)が出ていれば、本来の自分のポジションであるシューティングガードに戻して、思いっきりプレイさせてあげ、リズムを掴ませる。難しい立ち位置でもあり、結果を左右する時間帯を任せてもらえないジレンマはありますが、それも日本代表にとって必要なステップだと思っています。今まで経験してきたことを伝えながら、若い選手たちには結果を恐れずに思い切ってプレイさせるのが今の役割だと思っています」
 役割がハッキリしていることで、例え5分しか出場機会がなかった昨日の中国戦も、「やるべきことはしっかりできた」と仕事を全うしており、前向きにチームを引っ張ってくれています。

 同じくチーム最年長の#5太田 敦也選手は体を張り、声を出して存在感を示します。「僕ができることと言えば、体をコンタクトさせることと声を出すこと。そこはしっかり見せていかなければいけないと思って、ガムシャラに取り組んでいます」と、太田選手も自らの役割を果たしています。プレイタイムが伸びている点に対しても、「ファウルトラブルが続いているので、それさえ気をつけてしっかりディフェンスができていれば、もっとプレイタイムをもらえたのではないかという反省もあります」と話すように、昨年まで以上に意欲的に取り組む姿を見せてくれていました。

 明日、7月16日(水)は大会休息日となり、勝ち残った8チームが決勝ラウンドに備えます。グループA3位通過となった日本は、7月17日(木)に行われる準々決勝でグループB2位と対戦。予選ラウンドではイランと中国に敗れ、悔しい思いをしたハヤブサジャパン。今大会中に一つでも借りを返すためには勝ち抜くしかありません。準々決勝を勝ち上がると、来年のFIBA ASIA選手権へ向けた東アジアサブゾーン予選から出場できるチーム枠(現状2チーム)を増やすという第一関門をクリアします。まずは目の前にある一つ目の目標へ向かって、しっかりと結果を求めていきます。