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第35回ウィリアム・ジョーンズカップ 大会第5日目 アメリカ選抜に僅差で敗戦。ハヤブサジャパンの第5戦・全勝中のイランとの対戦は18:00(日本時間)ティップオフ

2013年7月11日

 「第35回ウィリアム・ジョーンズカップ」は第5日目を迎え、どのチームもまとまりが見えはじめてきており、第1試合のエジプトvsレバノン戦は64-62の接戦をエジプトが制しました。続く第2試合もチャイニーズ・タイペイBが終盤に追い上げ、盛り上がりを見せましたが、結局86-77でヨルダンが初勝利。そして第3試合は、休息日を開け、リフレッシュしたハヤブサジャパン 男子日本代表チーム。

 これまでハヤブサジャパンは、8点差(62-70 チャイニーズ・タイペイ)、7点差(72-79 レバノン)、5点差(59-64 エジプト)と僅差の試合をしながら逆転できずに3連敗。初勝利へ向け、そして日々成長することを目的とし、後半戦最初の相手はアメリカ選抜。

 「アメリカに行くことが決まっているので、この試合はスタートで使うことを最初から決めていました。アメリカの選手たちの体の使い方やフィジカル、リバウンドの強さを肌で感じてもらいたいと思い、できるだけ長く使おうという計画をしていました」と打ち明けた鈴木 貴美一ヘッドコーチは、この試合で#8渡邊 雄太選手を先発起用。渡邊選手がそのことを知ったのは試合前。今大会初出場ということで、「第1ピリオドは緊張してしまって、自分でも何やってるか分からないような状態でした」と振り返る渡邊選手。しかし、積極的に攻め気を見せ、外れはしましたがファーストシュートを放ちます。さらにトラベリングをしてしまい得点にはなりませんでしたが、ダンクシュートへ持ち込み、チームを活気づけます。その後のプレイでは、#4松井 啓十郎選手が3Pシュートブザービーターを沈め11-16とし、5点を追いかける形で第1ピリオドを終えます。

 今大会を通じて、激しいディフェンスを見せているハヤブサジャパン。渡邊選手を3番ポジションで初起用したこの試合も、鈴木ヘッドコーチはディフェンスに関しては及第点を与えました。しかしオフェンスでは、思うようにシュートが決まらないのもまた、今大会通じて言えることでもあります。第2ピリオドは、#6比江島 慎選手が前からプレッシャーをかけて相手のミスを誘うディフェンスをしますが、その後の速攻からのレイアップシュートもリングに嫌われ、前半終わって25-35とアメリカ選抜に10点差をつけられます。

 後半に入っても、ショットクロック24秒ぎりぎりに迫る好ディフェンスをしながらタフショットを選択させ、リバウンドを拾ってチャンスを作ると、開始早々4連続得点で32-37と5点差まで追い上げます。#14金丸 晃輔選手は、自らドライブを仕掛けてチャンスを作れるのもストロングポイント。シュートは阻まれましたが、その分、ドライブを警戒してマークマンがスペースを開けたところを見逃さず、第3ピリオド残り2分に3Pシュートを沈めて、39-43と4点差まで迫ります。第4ピリオドに入ると、開始5分を過ぎたところでアメリカ選抜のチームファウルが5つになり、日本は相手からファウルをもらってフリースロー。10点差から追い上げたい時間帯に4回のフリースローを得ましたが3/8。終盤、逆にファウルゲームを仕掛け、アメリカ選抜がフリースローを外し、56-61と5点差と詰め寄りましたが、最終的に56-64の8点差で敗れ、日本は4連敗となりました。

 試合後、「フリースローと、レイアップからのもったいないミス、勝負どころで焦ってしまって慌ててシュートに行き自滅したこと、この3つが今日の敗因。フリースローが入らない、レイアップを落とす、これは実力。ただ、勝負どころで慌ててオフェンスをすることは改善できるところです。試合を通じて明確な課題点として分かったので、修正していきたい」と、敗因を話す鈴木 貴美一ヘッドコーチ。しかし、加えて「負けはしましたが、満足できた試合でした」と手応えも感じています。

 アメリカ選抜と対戦した感想を渡邊選手に聞くと、「1on1からシュートまで行く強さやリバウンドの強さ、高さは日本人とは違うと感じました。リバウンドをもっと頑張ろうと思っていましたが、全然できませんでした。今後アメリカに行ってどのポジションで試合に出るとしてもリバウンドは絶対に必要なので、そこは改善して行かなければいけません」

 第4試合、全勝同士の韓国vsイラン戦も大接戦となりました。序盤からリードしていたイランに対し、韓国が猛追しましたが71-68でイランが逃げ切り連勝を伸ばしました。

 本日行われる第6戦からは、FIBA ASIA選手権大会を占う3連戦(イラン、韓国、ヨルダン)が待っています。最強メンバーで来ているライバル国との対戦へ向け、「我々はチャレンジャーです。それにも関わらず、5月の東アジア選手権では戦っていなかったです。しかし今大会は、しっかり戦う姿勢を見せてくれていますし、体をぶつけていくこともできています。チームワークを高め、プレイハードにやることはだいぶできてきています。ベンチでも選手たちの声が出るようになりました。あとは、勝つバスケットをするためにはどうすれば良いかをしっかり考えてプレイできれば、相当良くなります。もちろん負けてるのは悔しいですが、我々が目指すバスケットは出来ているので、あともう少しのところまできています」と話す鈴木 貴美一ヘッドコーチ。まずは本日17:00(日本時間 18:00)より、連勝中のイランと対戦します。

■大会第5日目 7月10日(水) 試合結果
エジプト ○ 64-62 ● レバノン
チャイニーズ・タイペイB ● 77-86 ○ ヨルダン
日本 ● 56-64 ○ アメリカ選抜
韓国 ● 68-71 ○ イラン

■大会第6日目 7月11日(木) 試合スケジュール
13:00(日本時間14:00)~ アメリカ選抜 vs エジプト
15:00(日本時間16:00)~ ヨルダン vs 韓国
17:00(日本時間18:00)~ イラン vs 日本
19:00(日本時間20:00)~ チャイニーズ・タイペイB vs チャイニーズ・タイペイA