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第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 10日目結果 -準決勝・フィリピン戦は70ー81で敗れ、最終戦・3位決定戦でイランと対戦しメダル獲得を目指す-

2015年10月3日

28得点を挙げ、日本のエースとしてチームを引っ張った#6比江島 慎選手

敗戦後、涙を見せる#6比江島選手に近寄り、健闘を称えたのは敵将ボールドウィンヘッドコーチ

 「第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)」も残るは2日。18年ぶりに準決勝へ進んだハヤブサジャパン 男子日本代表チームは、2次ラウンドにおいて66-73で惜敗した相手、フィリピンと再戦。前半だけで22得点を挙げた#6比江島 慎選手がチームを引っ張り、第3ピリオドまで54-54と同点で試合は進みます。しかし2次ラウンド時と同様、第4ピリオドで引き離され、70-81で敗れました。

 「なんとか最後まで粘ったのですが、一つのミスだったり、相手にリバウンドや一本決められてしまったり、もうひと踏ん張りのところで差が出てしまいました」と悔しい表情を見せた#0田臥 勇太選手。引き離されてしまった第4ピリオド、「残り3分を切ってからもうひと踏ん張りしなければいけませんでした。相手がインサイドで攻めてきたので、自分たちは中のマークをしなければいけないという意識を高めると、今後は逆に外からシューターに決められたり、そういうバランスを保ちながら向こうは攻めてきました。そこをもう少し全員で抑えることができれば良かったです」と反省点を挙げました。強豪フィリピンに2度にわたる接戦をできたことに対して、「手応えはありますが、2次ラウンドで対戦した時と同じように、第4ピリオドで追いつけない展開になってしまいました。もう少しで勝てる相手だからこそ、善戦はしたと思いますが、悔しさの方が強いです」と長谷川ヘッドコーチは試合後の感想を述べました。

 フィリピンを相手に、この試合もリバウンド数は41:37本で上回っています。16本のリバウンドを取った#15竹内 譲次選手は、「僕だけではなく、弾いたボールをガード陣もルーズボールを拾って頑張ってくれました。ゾーンディフェンスにすると余計にリバウンドの問題が出てきますが、全員がペイント内に入ってリバウンドを取ることができていたのはすごく良かった点です」と敗戦の中にもしっかり成長は伺えています。

 積極果敢に攻めたことで28点を挙げた#6比江島選手でしたが、試合後は顔を伏せたまましばらく起き上がれずに涙を見せていました。前半で22得点を挙げた#6比江島選手に対し、次から次へとマークマンを代えながら潰しにかかるフィリピン。しかし体力を削られながらも、最後までゴールを狙っていきます。「ターンオーバーをしてしまったり、前半にあれだけ自分のシュートが当たっていたことで、他の選手にパスが回っていなかったです。自分がそのまま攻め続けないと、このような展開になることは予想していました。だからこそ、自分が壊してしまったと思います」と責任を感じ、それが悔し涙となって溢れてしまったわけです。しかし、今日の活躍は今大会を通じて自信を持ってプレイできている現れでもあります。#15竹内選手は、「日本は比江島頼みになってしまい、その比江島も疲れてしまっていました。その時に他のメンバーがもっとサポートする部分が必要でした」と話し、#0田臥選手も「比江島に負担をかけてしまいました。それでも積極的に攻めていたアイツは、本当に頼もしかったです。比江島にディフェンスが寄ったときに、譲次やシューターの古川(孝敏)や(田中)大貴など、バランス良くボールを散らすことができれば良かったです」と、先輩たちは#6比江島選手をカバーできなかったことを反省点として挙げていました。

 試合を終えた直後のセンターサークル上で、「まだ明日も試合があるし、メダルを獲って帰ろう」と選手たちは声を掛け合い、コートを去りました。#0田臥選手と#10橋本 竜馬選手は、「イランはサイズもあり、攻撃力もあり、ディフェンスもタフにやってくるチームなので、受け身にならずにもう一度気迫を入れ直して戦おう」と話したそうです。
 大会最終日、10月3日(土) 19:00(現地時間18:00)より行われる3位決定戦の相手は、開幕戦で大敗を喫した前回大会王者イランとの再戦になります。この試合の模様は、CS放送「フジテレビNEXT」にて18:50より生中継されます。また、試合経過や速報はFIBA大会公式サイト ライブスタッツ(英語)にてご覧ください。