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男子U16日本代表:FIBA U16アジアカップ2025【準決勝】日本 36-101 オーストラリア 最終戦は銅メダルを懸けてニュージーランドと対戦
2025年9月6日

3連覇中のオーストラリアに65点差で完敗
「FIBA U16アジアカップ2025」(モンゴル・ウランバートル)は4強が出揃い、準決勝が行われました。男子U16日本代表は、オセアニア大陸が加わった2018年大会から3連覇中のオーストラリアに36-101、65点差で完敗。明日9月7日(日)の最終日は、銅メダルを懸けてニュージーランドと対戦します。
FIBA U17ワールドカップに初出場した2014年の開幕戦でオーストラリアと初対戦し、84-97の惜敗。FIBA U16アジアカップでは63-94で敗れた2022年の決勝のときだけであり、1度もリードを奪えないまま31点差で敗退。それ以来、3年ぶりの対戦となった準決勝。オフェンスで得点が決まらず、またミスからオーストラリアに走られ、開始2分半で0-11と一方的な展開となります。開始3分47秒、越圭司選手(Concordia Lutheran School of Omaha)がファウルをもらってフリースロー1本を決め、初得点。しかし、その後もオーストラリアに圧倒されたまま、19-54で前半を終えます。
ターンオーバーとリバウンドを取られた後のセカンドチャンスからそれぞれ24失点(日本8点)、ファストブレイクポイントも23失点(日本10点)。先制点を許し、それ以降は逆転できないまま、36-101で完敗しました。2010年より新設されて以来、毎回FIBA U17ワールドカップに出場し、2度の銀メダルに輝いたオーストラリア。男子U16日本代表選手たちにとっては65点差で敗れること、スピードなど力の差を痛感することは、なかなか国内では味わうことができない経験でした。世界基準のプレーを肌で感じたからこそ、その差を埋めるために考え、成長につなげていくだけです。
明日9月7日は最終日。3位決定戦は前回のFIBA U17ワールドカップで4位になったニュージーランドと対戦。来年、世界へ出る前にもう一度、日本の力がどこまで通用するかを試す機会となります。4連覇の懸かるオーストラリアは中国と決勝を争います。
■FIBA U16アジアカップ2025
日程:2025年8月31日〜9月7日
開催地:モンゴル・ウランバートル
出場国(予選グループフェーズ順位)
【グループA】①オーストラリア ②バーレーン ③レバノン ④インド
【グループB】①ニュージーランド ②チャイニーズ・タイペイ ③フィリピン ④インドネシア
【グループC】①中国 ②韓国 ③マレーシア ④モンゴル
【グループD】①日本 ②イラン ③カザフスタン ④サウジアラビア
試合日程・結果(※日本時間)
【予選第1戦】日本 107-51 カザフスタン
【予選第2戦】日本 78-58 サウジアラビア
【予選第3戦】日本 86-76 イラン
【準々決勝】日本 83-72 チャイニーズ・タイペイ
【準決勝】日本 36-101 オーストラリア
9月7日(日) 17:30【3位決定戦】日本 vs ニュージーランド
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