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3×3女子U23日本代表:FIBA3x3 U23 ワールドカップ 2025 準々決勝の壁を6年ぶりに乗り越え、世界4位

2025年9月21日

スペインとの3位決定戦

堂々の世界4位

 「FIBA 3×3 U23ワールドカップ2025」はオランダが優勝し、全日程が終了。最終日9月21日(日)に決勝トーナメントが行われ、3×3女子U23日本代表はポーランドに17-11で勝利し、2019年の金メダル以来となる準々決勝の壁を突破。準決勝はオランダに惜しくも2点差、3位決定戦はスペインに12-18でそれぞれ敗れ、世界4位で大会を終えました。残念ながらメダルには届きませんでしたが2018年の銀メダル、2019年の金メダルに次ぐ、過去3番目の好成績です。

 ポーランドとの準々決勝。花島百香選手(ENEOSサンフラワーズ)、近藤京選手(アイシン ウィングス)が要所で2ポイントを決め、17-11で勝利。準決勝の相手であるオランダとは大会前にスクリメージを行い、手の内を知る同士の対戦。好調な花島選手の2ポイントシュートでスタート。しかし、大きなオランダに後ろからリバウンドを取られ、セカンドショットを許して先行されます。残り1分半で4点を追う日本は、終盤に2連続シュートを決めましたが、18-20。2点及ばず、惜敗。銅メダルを目指すラストゲームへ向かいます。

 3位決定戦は準決勝でケガに見舞われ、3人になったスペインと対戦。190cmのMarta García選手にゴール下を制され、13点を献上。日本は2ポイントシュートが来ず、ゴール下はスペインの高さに阻止され、12-18で敗退。メダル獲得の目標は達成できませんでしたが、立派な世界4位です。

 帰国後、田中平和選手(トヨタ自動車 アンテロープス)、伊波美空選手(トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)、近藤選手は9月27日・28日にスカイホール豊田にて開催されるWリーグ ユナイテッドカップ 2025-26 WESTグループステージが待っています。世界と戦った3×3での経験を5人制に生かしていただき、今後の活躍を期待しています。

■FIBA3x3 U23 ワールドカップ 2025
【大会日程】2025年9月17日(水)~21日(日)
【開催地】中国・雄安
【女子出場国】(20チーム)予選プール
【A】日本(12) 中国(1) イタリア(5) エジプト(24) チャイニーズ・タイペイ(39)
【B】アメリカ(4) スペイン(9) チリ(11) フィリピン(33) メキシコ(38)
【C】ドイツ(3) フランス(6) ポーランド(15) アルジェリア(18) ベネズエラ(37)
【D】オランダ(2) チェコ(7) ニュージーランド(14) ウガンダ(28) フィジー(30)
※()はFIBA女子ユース・ランキング(9月10日現在)

【試合結果】
▼予選グループフェーズ
日本 21-11 エジプト
日本 20-18 チャイニーズ・タイペイ
日本 20-19 中国
日本 19-18 イタリア
▼決勝トーナメント
準々決勝 日本 17-11 ポーランド
準決勝 日本18-20 オランダ
3位決定戦 日本 12-18 スペイン

【最終順位】
優 勝:オランダ
準優勝:フランス
第3位:スペイン
第4位:日本
第5位:中国
第6位:チェコ
第7位:アメリカ
第8位:ポーランド
第9位:イタリア
第10位:ドイツ
第11位:チリ
第12位:ニュージーランド
第13位:フィリピン
第14位:ウガンダ
第15位:エジプト
第16位:ベネズエラ
第17位:チャイニーズ・タイペイ
第18位:メキシコ
第19位:アルジェリア
第20位:フィジー